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先輩社員の声      

正木 和史 リニューアル事業部 技術営業部 担当部長

経歴を教えてください!

2009年2月 満60歳で定年後、ゼネコンから櫻井工業に入社。  入社後は、リニューアル事業本部(当時)の営業部門を担当して、数年間は各種の改修工事や建設新聞等のリニューアル工事入札公募案件にかかわる。その後、65歳で二回目の定年を迎え、契約社員として営業本部を経て、現在はリニューアル工事に特化した受注支援活動に従事。



現在の仕事内容は?

現在は、技術営業職としてリニューアル工事の受注活動では基本的なプロセスである“改修物件の現状把握調査、目的に添った改修計画書・工程表・見積の作成などの業務に携わっています。



入社のきっかけ、会社への想いを聞かせてください!

私が櫻井工業(株)に入ったのは、私の働いていたゼネコンの安全衛生協力会で永く役員をされていた前社長のご紹介によるものでした。いわゆるゼネコンからサブコンへの転職でしたが、櫻井工業は古い時代から設備工事協力会社の旗頭として、その確実な存在感を目の当たりにしていました。その中でも当社は衛生工事部門で秀でており、入社して間もない私と同年輩の中島 稔氏が、若い時分の海外工事で櫻井工業の職員として、私の前職のゼネコンの現場に派遣されていたと聞き、自分もエジプトのスエズ運河工事に数年間携わった経験があり、共感してお互いの若い時代を再認識したものです。前職では、建築設備職として設計・積算からはじまり施工・工程・品質管理等に従事し定年前は品質管理とマネジメント部門を任されていましたが、諸先輩方の手厚いご指導もあり、今の技術営業職への良い転機となりました。



仕事をする上で意識していることはありますか?

仕事をする上で自分が意識していることは、マネジメントに徹することです。マネジメントとは、そのまま訳すと“管理や経営”と言えるでしょうが、私は“組織がその成果を上げる機能作りと、目的・目標を達成させる”ことだと永く教えられてきました。そのためには、まず自分の目的・目標を設定し、実現のために必要な環境を整え、実行し、結果が判明したら、良くも悪くも見直す。これらの基本要素は、客観的な“学習と成果”のプロセスです。先輩からは、最初の取り組みとして設備技術者としての公的資格を取ることだと諭されて、そこから現在の状況に対応できる糧となったものが生まれています。  高齢者となった今、改めて資格の取得を目指すものはありませんが、歳を重ねるにごとに知らないことや知らなかったに直面しているように思います。経営資源のあらゆる学習には、際限は無いと意識して仕事をしています。



櫻井工業の仕事の「魅力」や「やりがい」とは?

櫻井工業の仕事の「魅力」や「やりがい」を語るうえで、まず、思い浮かぶことは、“自由度”でしょう。仕事の実現には、時にその大きさ・規模によって「人」「金」「もの」の制限がありますが、上の人にしっかりと目的と方法論を伝えればたいていのことは受け入れてもらえます。もちろん、そのためには自分の主義主張をぶれないようにする準備をしておく必要はあります。



最後に学生の皆さんへのメッセージをお願いします!

櫻井工業では、仕事のやり方について難しい制限枠を設けてすすめることはしていません。もちろん、仕事のルールは守らなければなりませんが、仕事の“魅力”や“やりがい”は、いろんなプロセスを実現させた結果として獲得できるのが理想でしょう。まずは、未知の世界の初めてのものでもやってみることから始まり、暗中模索しながらも何らかの結果は生まれます。仮に手痛い失敗をしてもその繰り返しが、自分のスキルを向上させるのです。失敗をしても、諸先輩方が、確実にフォローしてくれます。ぜひ、そんな櫻井工業に皆さんも加わってください。